以前熱帯倶楽部のライブに初めて行った時に、ゲスト・ヴォーカルとしてジャズデビューを計った彼女がステージ上にいた。
元PSY・Sというユニットでブイブイ言わせてたらしいのだが、残念ながらユニット名しか知らず。厳しいジャズ好きとして聴いたその声は、張りがあって綾戸ネーサンに似てる歌い方だなぁ、と思いながらも、正直あんまり心にジンと来なかったのよね(^^;)。こういう歌い方する人って最近多いのだろうなぁ、ってな程度。
が、先日彼女の別バンド『Chakaと昆虫採集』のライブチケットが当たったのでいそいそと原宿Blue
Jay Way に足を運んだところ、アルバムに入ってるジャズのスタンダードをはじめ、「この歌が好き!」という単純な感覚でチョイスされた彼女の歌声は、あまりにもストレートでパワフルで、そして切なかった。
熱帯倶楽部の時は緊張してたのかな?(^^;) なんだかとっても彼女のジャズも気に入ってしまい、とりあえず1枚ゲット♪
ちなみに、最初と最後の曲は彼女のオリジナル。スタンダードを歌いこなすのもジャズヴォーカリストとしては重要だけど、自分で創れるってのは選ばれた人しかできない技なので、どんどん活用していって欲しいものです。