このアルバムは、ジャズというつもりではなく、サックスを始める人間として
とりあえずはさらっておくべきかな、という気持ちで買ったもの。
多分女性がサックスを始めたい、というと「あっ、キャンディーダルファー、
好きなんでしょ?」などと安直に考える輩がいるであろう(^。^;)
その際に「知らないわよ、そんな人」というより、「知ってるけど・・・」と
ちゃんとそうではない理由を言えるように彼女の演奏は抑えておくべきと
思ったのだった。有名なサックス奏者を父に持ち、音楽的に恵まれた環境で
育った彼女が織り成すサックスとはどういうものか。
彼女がある雑誌でのインタヴュー答えたなかで「デビッドサンボーンにしろ、
今 好きなアーティストはみなライブをみて好きになった。アルバム聴いただけ
では伝わらない部分ってあるから。」という言葉が印象に残った。
そうかもしれない。このアルバムを聴いて、彼女の生演奏をまず見てみたい、
と思った。好き嫌いの判断はそれからでもいいかもしれない。
とりあえず、男性ばっかりのこの世界で若い女性で頑張ってる姿には(^^)// ハクシュハクシュ