JAZZY NIGHT >> CD COLLECTION >> Billie Holiday
 
Billie Holiday

アルバム名
アーティスト名
Songs
STRANGE FRUIT
Billie Holiday (vo)
  1. STRANGE FRUIT
  2. YESTERDAYS
  3. FINE AND MELLOW
  4. I GOTTA RIGHT TO SING THE BLUES
  5. HOW AM I TO KNOW?
  6. MY OLD FLAME
  7. I'LL GET BY
  8. I COVER THE WATERFRONT
  9. I'LL BE SEEING YOU
  10. I'M YOURS
  11. EMBARACEABLE YOU
  12. AS TIME GOES BY
  13. HE'S FUNNY THAT WAY
  14. LOVER COME BACK TO ME
  15. I LOVE MY MAN(BILLIE'S BLUES)
  16. ON THE SUNNY SIDE OF THE STREET
レコード会社名
レコーディング年月日
MCA


1939-194
4

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たねたん’s Opinon

ビリー・ホリデーの『奇妙な果実』を私はずっと聞きたかった。
この印象的なジャケットもさることながら、いろいろなジャズ評論家がこぞって
「名盤」と挙げるこの1枚、この1曲。
だが、この歌そのものを他の歌手が歌っているのをあまり聞いたことがない。
『奇妙な果実』といえばビリー・ホリデー、ビリー・ホリデーといえば『奇妙な果実』。
その謎が今回このアルバムを手にしてやっとわかった。この歌が彼女のオリジナルで
あるという事は当然なのだけど、その歌の内容があまりにも想像と違いすぎてビックリした。
父親の死を悼んだ、人種差別の歌なのだ。
悲惨な過去を持つにしてはあまりにも淡々と歌うビリー。『奇妙な果実』のリアルな歌詞と、
ビリーの過去と、その淡白な歌い方のギャップが正直まだ違和感を覚える。
彼女のこの歌を心の底から理解できるようになるには、私はあとどの位人生経験を積めば
いいのだろう?この先、人生の節々で聴いてみたいアルバムだ。

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